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第56回山口県呼吸器疾患研究会 最優秀演題賞受賞!

2017年09月27日

 2017年3月11日に開催された第56回山口県呼吸器疾患研究会においてクリニカルクラークシップで当科に来られた学生2名が受賞されました。
 お二人からコメントを頂いております!

岩永 翔子さん

 この度は、山口県呼吸器研究会にて最優秀研修医賞を頂き、大変光栄に思います。
 今回私は、クリニカルクラークシップ中に経験した「分類不能型の画像・病理所見を呈した膠原病関連間質性肺炎の症例」を発表させて頂きました。本症例は、膠原病に伴うパターンおよび特発性間質性肺炎の分類によって分けられるパターンの画像のどちらにも属せず、病理においても同様であり、非典型的で非常に珍しい症例でした。本症例を通じて、様々な方面から考察する意義を学び、分類が複数ある疾患については、まずは典型例を学び、症例ごとに比較・検討して治療方針を見出していくことの重要性を学びました。また、今回発表の場を頂き、自分が考察した内容をまとめてプレゼンテーションする難しさを実感しました。その一方で、多くの先生方に激励の言葉を頂き、心より嬉しく思いました。
 今回、実習期間中にこのような珍しい症例に触れ、さらに発表の機会まで頂き、大変貴重な経験をさせて頂くことができました。今後、新たな症例に触れた際には、今回の経験を活かし、様々な視点から考察していきたいと思います。
 最後になりましたが、今回の発表に際し、熱心にご指導頂きました松永和人教授、大石景士先生、末竹諒先生をはじめ、呼吸器・感染症内科の先生方に心より御礼申し上げます。

吉野 佑さん

 この度、山口県呼吸器学会での症例発表にて最優秀賞を頂きましたこと大変光栄に思っております。ひとえにご指導頂いた呼吸器感染症内科の大石景士先生や末竹諒先生を始めとした諸先生方のご指導のお陰です。心から感謝を申し上げます。
 今回発表させて頂いた症例は非常に稀な疾患で急速に病状が悪化し、患者さんは6週間の担当の終わりごろに亡くなられました。初めて長期間を担当させて頂いた患者さんだったので、亡くなられた時はとても悲しく、すぐには死という事実を受け入れられませんでした。私は患者さんから多くの事を教えて頂きました。逆に患者さんのために何ができたのだろうかと考えてみましたが、ほとんど思いつくことが出来ませんでした。そんなときに今回の学会発表のお話を頂きました。死因の究明や同様の疾患で苦しんでいる方の病態の解明に少しでも繋がればと思い発表に臨ませて頂きました。今回、最優秀賞を頂けたのも患者さんとの出会いがあったからにほかなりません。この経験は一生忘れることはないと思います。
 亡くなった医師である祖父の口癖は「一生勉強」でした。どんなに医療が進化しても今回のように治すことのできない疾患は未だにたくさんあります。そこで医師が治すことをあきらめてしまえば患者さんの人生は終わってしまいます。だからこそ、医師は常に新しい知識を吸収し、患者さんに還元するために努力を積み重ねることが必要であると思っています。
 祖父のもう一つの口癖は、「よい師のもとで学びなさい」でした。今回ご指導頂いた大石先生には日々の診療から学会発表に至るまでの医療に関わる様々な事を教えて頂きました。最も大切な患者さんとの向き合い方についても学びました。
 治療がうまくいかずに患者さんが弱っていく姿を見るのは医師としても非常に辛いけれども、そんな時こそ患者さんに寄り添うことが必要であるという言葉を先生からいただきました。患者さんに全力で向き合う先生の姿勢こそが私の目標です。これから、医師としての研鑽を積んでいくだけでなく、人間としても成長できるよう日々努力していきたいと思います。

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