呼吸器・感染症内科学講座

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診療案内

①肺癌:
最先端の化学療法が可能であることを目標とし、精度の高い病理診断に基づいた治療を行います。それに加えて、最近の個別化医療に対応するため、肺癌再発時の経気管支肺生検の再検査 (re-biopsy)を積極的に行います。生検を再度行うことによって、個別化医療に必要な腫瘍の耐性遺伝子を検査できるため、より適切な抗癌剤の選択が可能となります。
②閉塞性肺疾患:
喘息やCOPDにおいては、症状はもとより呼吸機能や気道炎症を客観的に評価しながら、適切な治療を適切な患者に提供する個別化医療を目指します。さらに研究成果を臨床にフィードバックし最先端の治療を行います。特に重症喘息に対する気管支サーモプラスティ―の導入、分子標的治療薬の積極的導入など、重症喘息患者のQOLを向上させる治療を行います。
③ 感染症:
肺は唯一外界と直接つながった臓器で感染症のリスクの高い臓器です。肺結核や日和見感染症を含む呼吸器感染症の診療では中心的な役割を担います。また院内感染 の制御は安全な医療環境を保持する観点からも極めて重要です。当科は中央診療部門と連携し、医療安全や感染対策に関する院内で統一された教育の充実に貢献します。
④ びまん性肺疾患:
専門医が少ない間質性肺炎 (肺線維症)の診療に関する山口県内の拠点病院としての役割を担います。間質性肺炎の原因を可能な限り特定し、個々の病態に合わせた特異的な治療を選択します。また膠原病が原因の間質性肺炎も多く、関連各科と連携をとりながら全身をみる診療を心がけていきます

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